日本ダービーは6着に敗れてしまったものの、セントライト記念は快勝した、今年の皐月賞馬
ミュージアムマイル(栗東・高柳大輔厩舎)。次走は天皇賞(秋)(11月2日・東京芝2000m)への出走を予定しており、今朝22日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
亀田温心騎手(レースはC.デムーロ騎手が騎乗予定)が跨り、朝一番のCWで併せ馬。
カズプレストを追走する内容だったが、この秋から道中の力みがなくなり、落ち着いて走ることができるようになっている。
その分、3コーナーから4コーナーの走りもスムーズで最後の直線は内から相手に並びかけていく形。ラスト1F標識手前で並びかけて、最後の200mで相手を突き放すような先着を見せた。手応えは最後まで余裕があるようにも見えた。
時計は6F82.3〜5F67.3〜4F52.3〜3F37.0〜2F23.0〜1F11.3秒。春に比べると6F時計が遅くなっているが、これは落ち着きが出た分と思ってよい。数字ではなく、中身を評価できる追い切りとなっており、ここまで順調に来ている。
(取材・文:井内利彰)