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「観衆がどよめくほどの大逃げ」オースミハルカVSスイープトウショウの鬼脚!エリザベス女王杯・過去の名勝負

2025年11月09日 17:02

2005年のエリザベス女王杯。大逃げして2着のオースミハルカ(写真左)

 今年のエリザベス女王杯・G1(11月16日、京都競馬場・芝2200メートル)は、どんなドラマが生まれるのか。過去の名勝負、05年2着のオースミハルカと1着スイープトウショウの激戦を振り返る。

 オースミハルカはエリザベス女王杯で2年連続2着で、女王の座に惜しくも届かず。2004年は武豊騎手とコンビのアドマイヤグルーヴにゴール前でかわされ、05年はスイープトウショウ(池添謙一騎手)の鬼脚に屈した。

 3年連続のエリザベス女王杯挑戦となった05年。5歳になったオースミハルカに騎乗した主戦・川島信二騎手は、観衆がどよめくほどの大逃げを打つ。川島さんは「この時期のはるちゃんは、調教をこなすことが難しくなってきまして。自分から向かっていってくれない。止まってしまうのを、帯同馬をつけて佐藤淳調教助手がサポートしながら、ずっと進めていった」。「牝馬で、嫌気がさしてくるという状況のなか、最終調整が本当にうまくいったので、あとは自分は馬を信じて、自信をもって乗るだけだった」と振り返る。

 果敢にハナに立ったオースミハルカは、後続をどんどん突き放した。「4コーナー回った時に、直線で追い出した時に手応えもあったので。後ろがえらい離れているなというのは、オーロラジョンを見て思った」「全く馬は止まっていなかった」。押し切れるという手応えもあったが、最後の最後でスイープトウショウが鬼脚で差し切った。「内、外もだいぶ離れていたんですけど…。(04年に差して勝利した)アドマイヤグルーヴよりも速く感じましたね」。

 あれから20年。川島さんは2024年春に騎手を引退し、現在は栗東・庄野靖志厩舎の調教助手。今は普段の調教に加え、TBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」で監修を務めるなど、幅広く活躍している。オースミハルカは引退後、生まれ故郷の北海道浦河町・鮫川啓一牧場で繁殖生活に入り、出産した産駒は11頭。09年生まれのオースミイチバン(牡、父アグネスタキオン)が兵庫チャンピオンシップ(12年)、ダイオライト記念(13年)の交流重賞を2勝。12年生まれのオースミラナキラ(牡、父ハーツクライ)はJRA4勝を挙げた。現在は繁殖牝馬の役目を終え、功労馬として元気に過ごしている。

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