京都11Rの第15回みやこステークス(3歳以上GIII・ダート1800m)は2番人気
ダブルハートボンド(坂井瑠星騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分47秒5(不良)。クビ差の2着に7番人気
サイモンザナドゥ、さらに3馬身差の3着に3番人気
ロードクロンヌが入った。
ダブルハートボンドは栗東・大久保龍志厩舎の4歳牝馬で、父
キズナ、母パーシステントリー(母の父Smoke Glacken)。通算成績は7戦6勝。
レース後のコメント
1着
ダブルハートボンド(坂井瑠星騎手)
「今日の馬場傾向的に、レコードが出ると思っていました。あのペースでも唸っていくような手応えで、とても強い内容だったと思います。特に(レースプランは)決めつけず、行く馬がいたら行かせるつもりでした。この馬に乗るときはいつも、この馬のリズム重視で運んでいます。いつも、(直線に向いて)ひと踏ん張りしてくれるので、今日も凌いでくれると思っていました。この馬は、デビュー前から高い素質を持っていましたが、順調に使えず、ここまで時間がかかりました。大久保龍志厩舎の皆さんや、牧場の皆さん、特に大久保厩舎の谷口調教助手とはずっと二人三脚で携わってきたので、勝つことができて本当に嬉しいです。まずは、これだけの時計で走りましたので、(この先については)レース後の馬次第ですが、今日は牡馬相手に重賞を勝てましたし、次も楽しみです」
2着
サイモンザナドゥ(川田将雅騎手)
「重賞で2着、この時計で走って、素晴らしい内容で走ってくれました」
3着
ロードクロンヌ(横山和生騎手)
「スタートは、休み明けのぶんか、進みがあまり良くありませんでした。出していって2着馬の後ろを取ることも考えましたが、だいぶ流れていましたし、切り替えていきました。結果オーライになるかと思いましたが、1着馬と2着馬には前で粘られました。ただ、この流れでしたから、今までの
スタイルで粘るのは難しかったかもしれません。悔しいです」
4着
ラムジェット(三浦皇成騎手)
「脚質的に、この馬場は向かないことはわかっていました。海外遠征のときとは違い、きょうは返し馬から良さが伝わってきました。道中のペースは速かったですが、追走できていましたし、直線の伸びは今までで一番というくらいの脚でした。ここを使ってさらに良くなりそうで、楽しみです」
5着
ドゥラエレーデ(C.デムーロ騎手)
「初ブリンカーで、一生懸命走っていました。4コーナーまでの手応えは良かったですが、直線は一本調子な感じでした。ブリンカーは効果的だったと思います」
7着
アウトレンジ(松山弘平騎手)
「ついていくのでいっぱいいっぱいでした。よく頑張ってくれました」
10着
ペリエール(佐々木大輔騎手)
「途中からついていくのでいっぱいでした。想定していたより速かったです。馬自身の調子は良かったです」
13着
レイナデアルシーラ(田口貫太騎手)
「ゲートはスムーズでしたが、隣の馬も速く、3番手からになりました。時計も速かったです。3歳馬で、これからの成長が楽しみですし、いい経験になったと思います」