【Road to 2026】土曜の京都メイン「第60回デイリー杯2歳S」に出走する
ガリレア(牡=清水英、父
モズアスコット)は、元宝塚歌劇団花組のトップ娘役、美雪花代(本名・岩崎美由紀)さんが経営する
ヴェルサイユファーム(北海道日高町)の生産馬。前走・サウジアラビアRCでは2着に好走しており、初重賞タイトルを手にスターの座へ駆け上がる。
ターフばかりか歌劇場の大舞台の上にも立たせたくなる
スタイリッシュなボディー。「モデル体形ですよね。流れるように美しい」。清水英師は流麗な栗毛をまぶしそうに見つめた。その栗毛は「
ベルサイユのばら」の
オスカル様みたいに美しさと強さを兼ね備えている。
デビュー2戦目(新潟未勝利戦)を逃げ切った直後のサウジアラビアRC。直線でインの進路が開かずに追い出しを待たされながら、2着を確保した。「最後に来ているだけにもったいない競馬だった。勝負根性があるし、伸びしろも十分にある。ここを突破して大きなステージに向かいたい」と同師は続けた。
ヴェルサイユファームは17年に老舗の三城牧場から改名した後、
ビーアストニッシド(22年ス
プリングS優勝)を生産。2度目の重賞勝ちを飾って目指すは宝塚大劇場級のビッグステージだ。