◇鈴木康弘氏「達眼」馬体診断
レガレイラも骨折休養明けだった宝塚記念より数段良くなっています。宝塚記念時の馬体診断では「体つきに昨年ほどの切れがなく、毛ヅヤももう少し欲しい」と注文をつけましたが、そのリク
エスト通り、今回は弾力性に富んだ体つきになっている。毛ヅヤも良くなりました。最も素晴らしい馬体に映ったのはホープフルSと皐月賞。当時に比べればまだ物足りませんが、復調しているのは明らかです。
リラックスした立ち姿からも充実ぶりがうかがえます。前方の一点に集中した顔つきはりりしい。ハミ受けは強からず弱からず。尾を気持ち良さそうに流しています。
ステレンボッシュとは同期でありながら今回が初対決。ともに上昇曲線を描きながら牝馬の頂点を目指します。