<京都11R・エリザベス女王杯>外からパラディレーヌ(左)をかわすレガレイラ(撮影・長嶋 久樹)
◇第50回エリザベス女王杯(2025年11月16日 京都競馬場)
3歳、古馬の牝馬が京都芝2200メートルで覇を競うG1「エリザベス女王杯」は単勝1番人気の
レガレイラが制し、ホープフルS、有馬記念に続く3つ目のG1制覇を飾った。2着は4番人気の
パラディレーヌ、3着には9番人気の
ライラックが入った。
配当金は単勝7番で1番人気230円、馬連は1―7で1280円、馬単は7―1で1720円、3連単は7―1―12で2万4680円、3連複は1―7―12で8920円となった。
予想通り武豊騎乗の
エリカエクスプレスが逃げる展開。人気の
リンクスティップが中盤で控える中、最終コーナーを回ると外からじっくり後方待機していた
レガレイラが戸崎のムチに好反応で点火。一気に抜け出すと貫禄のゴールとなった。鞍上の戸崎は笑顔で
ガッツポーズ。1番人気の完勝に、京都競馬場は拍手に包まれた。
▼エリザベス女王杯 1975年にエリザベス2世が来日したことを記念し、76年に創設。当初は3歳牝馬限定戦。96年に古馬にも開放され、3歳牝馬の3冠目として「秋華賞」が創設された。01〜04年に武豊が4連覇。