<京都11R・エリザベス女王杯>外からパラディレーヌ(左)をかわすレガレイラ(撮影・長嶋 久樹)
◇第50回エリザベス女王杯(2025年11月16日 京都競馬場)
3歳、古馬の牝馬が京都芝2200メートルで覇を競うG1「エリザベス女王杯」が行われ、ルメール騎乗の6番人気
ステレンボッシュは10着に沈んだ。レースは単勝1番人気の
レガレイラが制し、ホープフルS、有馬記念に続く3つ目のG1制覇。2着は4番人気の
パラディレーヌ、3着には9番人気の
ライラックが入った。
3週連続G1制覇と波に乗るルメールだったが、悔しいレース結果となった。
レース後、名手は「スタートでチャカチャカして出遅れた。後ろからになり、ポジションを上げたが3、4角で邪魔されてしまった。リズムをなくしてスムーズな競馬ができなかった」と悔しさを押し殺しながら言葉を絞り出した。
▼エリザベス女王杯 1975年にエリザベス2世が来日したことを記念し、76年に創設。当初は3歳牝馬限定戦。96年に古馬にも開放され、3歳牝馬の3冠目として「秋華賞」が創設された。01〜04年に武豊が4連覇。