昨年の新潟記念を制した
シンリョクカ(牝5=竹内、父
サトノダイヤモンド)の引退が決まった。19日、管理する竹内師が明らかにした。今後は生まれ故郷の下河辺牧場で繁殖入りする予定。通算17戦2勝、総獲得賞金1億3188万8000円。16日のエリザベス女王杯13着がラストランになった。竹内師は「無事にお母さんとして牧場に戻せて良かった。さまざまな経験をさせてくれた馬です」と感慨深く語った。
今年の小倉牝馬S(同着V)を制した
フェアエールング(牝5=和田正、父
ゴールドシップ)も引退。19日、ラフィアンターフマンクラブが発表した。今後はビッグレッドグループで繁殖入りする予定。通算21戦5勝、獲得賞金は1億3584万6000円。同じくエリザベス女王杯9着がラストランになった。和田正師は「寂しい気持ちもあるがホッとしている。貴重な血統。ぜひ、子も管理できれば」と安堵(あんど)の表情を浮かべ、新たな出合いを心待ちにしていた。