東京競馬場で調整を進めるカランダガン(撮影・持木克友)
「
ジャパンC・G1」(30日、東京)
サンクルー大賞、キングジョージVI世&クイーンエリザベスS、英チャンピオンSとG1・3連勝中の仏国馬
カランダガンが26日、東京競馬場のダートコースで5F72秒6-43秒2-14秒8をマーク。前日に続いて15-15の調整を行った。騎乗したロベル助手は「非常に良かった。調教師も動きは柔らかく、素晴らしい状態と言っていたし、芝に関しては実際に歩いてみて軽いと言っていました」と
グラファール師の評価を交えて感触を伝えた。
グラファール厩舎には同馬と同じアガ・カーン・スタッズ SCEA所有で今年の凱旋門賞を勝ったダリズも所属している。2頭の比較を聞かれると、「英チャンピオンSを勝った
カランダガンを上に評価しています」とキッパリ。能力の高さを相当買っているようだ。同助手は勝利を祈願して、東京競馬場近くにある大國魂神社でおみくじを引くと、「大吉が出ました!」と満面の笑み。馬の状態だけでなく、チームの運気も上向いているようだ。