2024年、2025年と大阪杯を連覇した
ベラジオオペラ(栗東・上村洋行厩舎)。12月14日に香港シャティン競馬場の芝2000mで行われる香港カップの招待を受諾しており、今朝27日はレースに向けた追い切りを行っている。
いつもは上村洋行調教師が騎乗しているが、今朝は主戦の横山和生騎手が騎乗。朝一番のCWへ
デビットバローズ、
ベラジオボンドらとともに入場。向正面では最後方から追走していき、先頭からは7馬身から8馬身は離れていたが、いつでも追いつきそうな手応えではあった。
予想通り、4コーナーから最後の直線に向いたところではあっさりと前に追いついて、ラスト1Fの標識手前では2頭を追い抜いている。このまま先着かと思ったが、後ろの2頭が追いついてきて、ゴール板ではどちらにも追い抜かれてフィニッシュ。結果的には一番遅れる形だった。
時計は6F79.5〜5F64.9〜4F50.4〜3F35.6〜2F22.1〜1F11.1秒。この数字だけを見ると、決して悪い内容には思えないのだが、抜け出してから差し返されるというシーンはあまり記憶にないだけに、それがどうかだろう。
(取材・文:井内利彰)