◆第26回チャンピオンズC・G1(12月7日、中京・ダート1800メートル)追い切り=27日、美浦トレセン
初のJRAダートG1に挑む
シックスペンス(牡4歳、美浦・国枝栄厩舎、父
キズナ)は、Wコースで3頭併せ。外の
レッドロスタム(5歳1勝クラス)を5馬身半、中の
レイニング(3歳2勝クラス)を2馬身半追走。道中はリズム良く2頭を追いかけた。
最後の直線では、はじけるように末脚を伸ばし、ラストで軽く仕掛けられて5ハロン66秒3―11秒2で2頭に3馬身先着を果たした。国枝調教師は「しまいは内に逃げるようなところはあったけど、1週前なのでしっかりとやりました。体調はいいよ」と納得の表情を浮かべた。
前走は初のダート挑戦となった南部杯(Jpn1)で2着と連対を確保。歴戦の砂の猛者たちを相手に外を回りながらも、力が通用することを証明した。「小回りよりも競馬はしやすいと思う」とトレーナー。芝のG2を3勝した1800メートルで一気の頂点取りを狙う。