ニューアプローチが6馬身差圧勝で引退へ

2008年10月19日 04:00

 現地時間18日、英・ニューマーケット競馬場で行われた英チャンピオンS(3歳上、英G1・芝10f、11頭立て)は、K.マニング騎手騎乗の1番人気ニューアプローチ New Approach(牡3、愛・J.ボルジャー厩舎)が、トワイスオーバー Twice Overに6馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分00秒13(良)。さらに1.1/2馬身差の3着にはリンガリ Linngariが入った。

 勝ったニューアプローチは、父Galileo、母が86年のフィーニクスチャンピオンS(愛G1)勝ち馬Park Express(その父Ahonoora)という血統の愛国産馬。半兄に98年高松宮記念(GI)を制したシンコウフォレスト(父Green Desert)がいる。

 昨年7月のデビューからナショナルS(愛G1)、デューハーストS(英G1)を含む5連勝をマーク。今年に入ってからは英・愛2000ギニー(G1)でいずれもヘンリーザナヴィゲーター Henrythenavigatorの2着に敗れたが、英ダービー(英G1)を制して欧州3歳馬の頂点に輝いた。初の古馬との対戦となった英インターナショナルS(英G1)はデュークオブマーマレード Duke of Marmaladeの3着に敗れたが、続く前走の愛チャンピオンS(愛G1)を制し、今回の勝利でG1・5勝目となった。通算成績11戦8勝(重賞7勝)。

 なお、同馬はこのレースを最後に引退する見通しとなっている。

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