三浦皇成、武豊の新人最多勝記録を21年ぶり更新

2008年10月25日 10:00

 25日、福島競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)でアドバンスヘイロー(牡2、美浦・河野通文厩舎)が優勝。騎乗していた三浦皇成騎手(18、美浦・河野通文厩舎)はデビューからの勝ち鞍を70とし、87年に武豊騎手がマークした69勝の新人最多勝記録を21年ぶりに更新した。

 三浦皇成騎手は今年3月1日の中山1Rでデビュー(モエレロングラン-6着)。同日の潮来特別(1000万下、中山・芝2500m)をフェニコーンで制し、3戦目で初勝利を挙げた。その後もハイペースで勝ち星を重ね、8月10日の函館2歳S(GIII、フィフスペトル)で重賞初制覇。8月24日には史上最速で50勝を達成し、5日のスプリンターズSでGI初騎乗も果たした(プレミアムボックス-14着)。11日の東京競馬で騎乗機会4連勝の固め打ちを見せ、新人最多勝タイ記録に並んでいた。25日福島1R終了時点の通算成績はJRA586戦70勝、地方11戦0勝。

◆三浦皇成(みうら こうせい)プロフィール
生年月日:1989(平成元)年12月19日
出身:東京都練馬区
血液型:O型
座右の銘:「気魄(きはく)」
目標とする騎手:田中勝春騎手
好きなもの:(とにかく)お金、肉類

【三浦皇成騎手のコメント】
「あと1勝というところで勝てない日が続いていましたし、何より自厩舎の馬で勝てたのが嬉しいです。周りの声も聞こえてきたので、記録は50勝したあたりから意識しはじめました。武豊騎手の1年目の記録を更新することができましたが、まだ騎手人生は始まったばかりです。騎手になったからにはトップになりたいので、これからもどんどん上を目指して頑張っていきたいです」

【河野通文調教師のコメント】
「感無量です。70勝はぜひ自厩舎の馬で、と願っていたので夢が叶って嬉しいです。レースを重ねるごとに安心して見られるようになってきていますが、これからも精進してもらいたいです」

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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