19日、名古屋競馬場で行われた第49回東海菊花賞(3歳上、ダート1900m、1着賞金400万円)は、吉田稔騎手騎乗の1番人気{horse=2001106703:ムーンバレイ}(牡7、愛知・角田輝也厩舎)が好位追走から、ゴール前で6番人気センゲンゴローを1/2馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは2分07秒2(良)。さらにクビ差の3着に9番人気リスティアダーリンが入った。
勝ったムーンバレイは、父フォーティナイナー、母クリスザレディー(その父Kris)。半兄に01年富士S(GIII)を勝ったクリスザブレイヴ(父ノーザンテースト)がいる血統。
03年9月に栗東・安藤正敏厩舎からデビューし、1勝を挙げて05年に現厩舎へ移籍。06年2月から11月まで14連勝を挙げる活躍を見せた。07年2月の梅見月杯(名古屋)で重賞初制覇を果たした後は不振が続いていたが、前走のサフラン特別(A2、名古屋・ダート1600m)を6馬身差で圧勝し、約1年7か月ぶりの勝利を飾っていた。通算成績41戦21勝(うちJRA7戦1勝、重賞2勝)。