現地時間26日、仏・ロンシャン競馬場で今年の欧州G1開幕戦となるガネー賞(4歳上、仏G1・芝2100m、8頭立て)が行われ、I.メンディザバル騎手騎乗の1番人気ヴィジョンデタ Vision D'Etat(牡4、仏・E.リボー厩舎)が、ルーブルトン Loup Bretonに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分09秒43(良)。さらに短頭差の3着にはアドラーフルーク Adlerflugが入った。
勝ったヴィジョンデタは、父チチカステナンゴ、母Uberaba(その父Garde Royale)という血統の仏国産馬。07年9月のデビューから無傷の5連勝で昨年の仏ダービー(仏G1)を制覇。続くニエル賞(仏G2)も制し、6戦無敗で凱旋門賞(仏G1)に出走した(5着)。今年初戦のアルクール賞(仏G2)は3着。今回の勝利でG1・2勝目となった。通算成績9戦7勝(重賞3勝)。