現地時間1日、米・チャーチルダウンズ競馬場で行われた第135回ケンタッキーオークス(3歳牝、米G1・ダート9f)は、C.ボレル騎手騎乗の1番人気レイチェルアレクサンドラ Rachel Alexandra(牝3、米・H.ウィギンス厩舎)が、2番手追走から直線入り口で先頭に立つと、直線では後続を突き放し、ストーンレガシー Stone Legacyにこのレース史上最大着差となる20.1/4馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分48秒87(良)。さらに4.1/4馬身差の3着にはフライングスパー Flying Spurが入った。
勝ったレイチェルアレクサンドラは、父Medaglia d'Oro、母Lotta Kim(その父Roar)という血統の米国産馬。昨年5月にデビューし、2戦目で初勝利。昨年11月のゴールデンロッドS(米G2)で重賞初制覇を果たすと、フェアグラウンズオークス(米G2)、8.3/4馬身差で圧勝した前走のファンタジーS(米G2)を含む4連勝でここに臨んでいた。通算成績10戦7勝(重賞4勝)。