14日、東京競馬場で行われた第26回エプソムC(3歳上、GIII・芝1800m)は、藤田伸二騎手騎乗の2番人気{horse=2003102599:シンゲン}(牡6、美浦・戸田博文厩舎)が、中団追走から直線で脚を伸ばすと、先に抜け出していた1番人気ヒカルオオゾラとの一騎打ちを1.1/4馬身差制して優勝した。勝ちタイムは1分45秒5(良)。さらに2馬身差の3着には3番人気キャプテンベガが入った。
勝ったシンゲンは、父ホワイトマズル、母ニフティハート(その父サンデーサイレンス)という血統。05年12月のデビューから3戦目で初勝利を挙げると、その後も堅実に勝ち星を重ね、昨年10月のテレビ静岡賞(1600万下、東京・芝1800m)を勝ってオープン入り。今年2月の白富士S(OP、東京・芝2000m)でオープン初勝利を挙げ、続く前走の新潟大賞典(GIII)では3馬身差の快勝劇で重賞初制覇を飾っていた。通算成績14戦8勝(重賞2勝)。
鞍上の藤田伸二騎手はシンゲンで制した新潟大賞典に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算80勝目。管理する戸田博文調教師も同レースに続く今年のJRA重賞4勝目で、通算では9勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。