24日、高知競馬場初のナイター開催の中行われた第6回トレノ賞(3歳上、ダート1300m、1着賞金50万円)は、西川敏弘騎手騎乗の6番人気スパイナルコード(牡5、高知・大関吉明厩舎)が、スタートから先手を奪い、3番人気オリジナルステップに2.1/2馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分24秒9(稍重)。さらに1馬身差の3着には2番人気コスモジャイブが入った。1番人気ケイエスシンケイトは8着。
勝ったスパイナルコードは、父デヒア、母はJRA2勝のトーヨーシービー(その父ミスターシービー)。伯父に93年NZT4歳S(GII)など重賞3勝のトーヨーリファール、半兄に06年高知優駿(高知)を勝ったラインフォーク(父グラスワンダー)がいる血統。
06年10月に美浦・中川公成厩舎からデビュー。JRAで5戦したがいずれも大敗し、07年に高知へ移籍。移籍2戦目を6馬身差で圧勝し、黒潮皐月賞(高知)・高知優駿の高知2冠を制した。その後は兵庫移籍などを経て高知に復帰し、今回の勝利が高知優駿以来、2年1か月ぶりの重賞勝ちとなった。通算成績54戦16勝(内JRA5戦0勝、重賞3勝)。