17日、佐賀競馬場で行われた第9回サマーチャンピオン(3歳上、交流GIII・ダート1400m、1着賞金2500万円)は、幸英明騎手騎乗の2番人気ヴァンクルタテヤマ(牡7、栗東・武田博厩舎)が、4番手追走から徐々に進出すると、直線に向いて後続を突き放し、1番人気ランザローテに5馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分25秒2(良)のコースレコード。さらに2馬身差の3着には3番人気リミットレスビッドが入った。
勝ったヴァンクルタテヤマは、父フォーティナイナー、母が99年スパーキングレディーC(交流GIII)3着のフラワータテヤマ(その父ブライアンズタイム)という血統。04年8月のデビュー戦からダートの短距離戦で勝ち星を重ね、昨年夏にはプロキオンS(GIII)、サマーチャンピオンと重賞2連勝。前走の北海道スプリントC(交流GIII)で重賞3勝目をマークしていた。通算成績22戦9勝(うち地方5戦3勝、重賞4勝)。
なお、これまでのレコードは昨年のこのレースでヴァンクルタテヤマが記録した1分25秒4(不良)。今回、自身の持つレコードを0.2秒更新した。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。