6日、新潟競馬場で行われた第29回新潟2歳S(2歳、GIII・芝1600m)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気
シンメイフジ(牝2、栗東・安田隆行厩舎)が、後方追走から直線で外に持ち出し、15番人気
フローライゼとの叩き合いを3/4馬身差制し優勝した。勝ちタイムは1分34秒4(良)。さらに2.1/2馬身差の3着に2番人気
クロフォードが入った。
勝った
シンメイフジは、父フジキセキ、母が00年チューリップ賞(GIII)2着の
レディミューズ(その父ティンバーカントリー)。祖母が93年マイルCS(GI)を勝った
シンコウラブリイという血統。
7月5日の新馬戦(阪神・芝1200m)を快勝後、前走のダリア賞(OP)では2着に入っていた。通算成績3戦2勝(重賞1勝)。
鞍上の岩田康誠騎手は、
セイウンワンダーで制した昨年に続くこのレース2連覇。JRA重賞は函館2歳S(GIII、
ステラリード)に続く今年5勝目、通算29勝目。管理する安田隆行調教師は、レパードS(新設重賞、
トランセンド)に続くJRA重賞制覇で今年2勝目、通算5勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。