16日、大井競馬場で行われた第20回トゥインクルレディー賞(3歳上牝、南関東G2・ダート1600m、1着賞金2000万円)は、今野忠成騎手騎乗の3番人気フサイチミライ(牝6、大井・荒山勝徳厩舎)が、中団追走から徐々に進出し、4番人気ベルモントプロテアに1.1/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分41秒0(稍重)。さらに1/2馬身差の3着に5番人気キープザチェンジが入った。1番人気ツクシヒメは12着、2番人気デザートレジーナは11着に敗れている。
勝ったフサイチミライは、父エンドスウィープ、母フサイチヨーコ(その父アンバーシャダイ)。伯父に94年朝日杯3歳S(GI)を勝ったフジキセキがいる血統。03年セレクトセール当歳にて2100万円(税抜)で落札されている。
06年4月に美浦・加藤征弘厩舎からデビュー。愛知、再度の中央移籍を経て、その後兵庫へ移籍すると、08年兵庫サマークイーン賞(姫路)、園田チャレンジC(園田)の重賞2勝を挙げた。昨年暮れから現厩舎へ移籍し、大井で10戦5勝という成績を残していた。通算成績33戦14勝(うちJRA7戦0勝)。
なお、フサイチミライには当初、御神本訓史騎手が騎乗予定だったが、同騎手が騎乗停止となったため、今野忠成騎手に乗り替わっている。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。