27日、新潟競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1600m)は、丸田恭介騎手騎乗の7番人気{horse=2007106213:ペガサスキングビー}(牡2、栗東・増本豊厩舎)が、3番人気マイネルマッシモに3/4馬身差をつけて快勝。これが新種牡馬サンライズペガサス産駒の中央初勝利となった。勝ちタイムは1分35秒8(良)。さらにハナ差の3着には6番人気テンシノアスターが入った。
勝ったペガサスキングビーは、父サンライズペガサス、母はJRA1勝のスティンギングビー(その父Glitterman)という血統。7月26日のデビュー戦は4着。前走の2歳未勝利(阪神芝1600m)ではリディルの11着に敗れていた。通算成績4戦1勝。
同馬の父{horse=1998106718:サンライズペガサス}は、父サンデーサイレンス、母ヒガシブライアン(その父ブライアンズタイム)という血統。01年神戸新聞杯(GII)ではエアエミネムの2着に入り、菊花賞にも出走(12着)。翌年の大阪杯(GII)で2冠馬エアシャカールを破り重賞初制覇を挙げた。同年の天皇賞・秋(GI)で3着と好走後、右前浅屈腱炎を発症。その後も度重なる故障に悩まされたが、05年大阪杯で3年ぶりの勝ち星を挙げた。その後も毎日王冠(GII)で重賞3勝目を挙げるなど活躍を見せたが、GI・10度目の挑戦となった有馬記念(GI-7着)が現役最後のレースとなった。通算成績24戦6勝(重賞3勝)。
現在は北海道新ひだか町のアロースタッドで繋養されており、初年度は24頭に種付けを行い、18頭が血統登録されている。なお、地方では7月16日の門別1Rにてコロニアルペガサスが産駒初勝利を挙げている。