日本軽種馬協会は5日、現在、米国のアシュフォードスタッドで種牡馬として供用されているヨハネスブルグ Johannesburg(牡10)を購買契約したことを発表した。
同馬は父ヘネシー、母Myth(その父オジジアン)という血統の米国産馬。現役時代は01年BCジュヴェナイル(米G1)、フィーニクスS(愛G1)、モルニ賞(仏G1)、ミドルパークS(英G1)などを制し、同年の欧州最優秀2歳牡馬&米2歳牡馬チャンピオンに輝いた。通算成績10戦7勝(重賞6勝)。
03年より種牡馬入り。主な産駒にはスキャットダディ Scat Daddy(フロリダダービー-米G1、シャンパンS-米G1)、セージバーグ Sageburg(イスパーン賞-仏G1)などがおり、日本での産駒にはJRA現4勝のケイアイスイジン(牡4、美浦・尾形充弘厩舎)などがいる。
なお、ヨハネスブルグは現在、シャトル先のアルゼンチンにて繋養中で、日本には1月上旬に輸入される予定。到着後は輸入検疫の後、2月上旬に日本軽種馬協会静内種馬場に繋養される予定となっている。