15日、荒尾競馬場で行われた第20回九州記念(3歳上、ダート2000m、1着賞金60万円)は、吉留孝司騎手騎乗の1番人気タニノウィンザー(牡5、荒尾・頼本盛行厩舎)が、中団追走から徐々に進出すると、直線での2番人気テットウテツビとの競り合いをアタマ差制して優勝した。勝ちタイムは2分13秒5(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には3番人気サンシーズンが入った。
勝ったタニノウィンザーは、父ラムタラ、母タニノクラリッジ(その父コマンダーインチーフ)という血統。06年8月にJRAからデビューし、1勝を挙げた後に荒尾へ移籍。移籍後は昨年12月の肥後の国グランプリ(荒尾)、今年3月の大阿蘇大賞典(荒尾)などを制しており、今回の勝利で重賞3勝目となった。通算成績34戦10勝(うちJRA14戦1勝)。