6番人気アブソリュートVで219万馬券/富士S

2009年10月24日 15:45

 24日、東京競馬場で行われた第12回富士S(3歳上、GIII・芝1600m)は、田中勝春騎手騎乗の6番人気{horse=2004103282:アブソリュート}(牡5、美浦・宗像義忠厩舎)が、後方追走から直線は馬群を縫って鋭く抜け出すと、大外から追い込んだ11番人気マルカシェンクをハナ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分33秒3(良)。さらに3/4馬身差の3着に15番人気マイケルバローズが入った。1番人気レッドスパーダは15着。

 勝ったアブソリュートは、父タニノギムレット、母は94年の札幌3歳S(GIII)、フェアリーS(GIII)を勝ったプライムステージ(その父サンデーサイレンス)。祖母はダイナアクトレス(毎日王冠-GIIなど重賞5勝)。伯父にステージチャンプ(日経賞-GII、ステイヤーズS-GIII)、いとこにスクリーンヒーロー(ジャパンC-GI、アルゼンチン共和国杯-GII)、マルカラスカル(中山大障害-JGI、中山グランドジャンプ-JGI)がいる血統。

 07年1月のデビューから2連勝をマーク。その後もマイル戦で勝ち星を重ね、昨年12月のクリスマスC(1600万下、中山・芝1600m)を勝ってオープン入り。続く東京新聞杯(GIII)で重賞初制覇を飾った。前走の安田記念(GI)では13着に敗れており、今回はそれ以来4か月半ぶりの休み明けでの出走だった。通算成績15戦7勝(重賞2勝)。

 鞍上の田中勝春騎手はムードインディゴで制した先週の府中牝馬S(GIII)に続く2週連続のJRA重賞制覇で、通算44勝目。管理する宗像義忠調教師はアブソリュートで制した東京新聞杯に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算14勝目となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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