25日、盛岡競馬場で行われた第32回北上川大賞典(ダート2500m、1着賞金300万円)は、村上忍騎手騎乗の2番人気リュウノキングダム(牡4、船橋・齊藤敏厩舎)が、好位追走から直線で抜け出し、3番人気ゴールドマインに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分44秒6(良)。さらに3馬身差の3着には1番人気マヨノエンゼルが入った。
勝ったリュウノキングダムは、父スキャターザゴールド、母がJRA2勝のサンライズグロリア(その父ロイヤルスキー)という血統。今年5月のシアンモア記念(水沢)で重賞初制覇を飾り、続くみちのく大賞典(水沢)でも2着に入るなど、南関東所属ながら岩手の重賞戦線で活躍を見せている。通算成績29戦9勝(重賞2勝)。