カブラヤオーが大往生

2003年08月11日 17:23

 8月9日(午後3時)、1975年の2冠馬カブラヤオー(31歳)が、老衰のため繋養先の(社)日本軽種馬協会那須種馬場で死亡した。同馬は1995年の種付を最後に、繁殖から引退して、同場で余生を送っていた。

 カブラヤオー(父ファラモンド、母カブラヤ)は1972年6月13日に新冠・十勝育成牧場で生まれ、1975年の日本ダービー、皐月賞の2冠を制し、同年のJRA年度代表馬に輝いた。戦績は13戦11勝2着1回(重賞5勝、他にNHK杯、東京4歳S、弥生賞)。

 種牡馬としてはミヤマポピー(1988年、エリザベス女王杯)、グランパズドリーム(1986年、日本ダービー2着)、マイネルキャッスル(1992年、京成杯3歳S)、ニシキノボーイ(1981年、大井・東京王冠賞)などを輩出した。

 種牡馬を引退して、余生を送っている30歳を越える馬は、ノーザンテースト(32歳)、カシュウチカラ(30歳)がいる。現役種牡馬の最高年齢は、ロイヤルスキーの(29歳)。競走馬の日本での最長寿記録は、1996年に死亡したシンザンの35歳。

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