ガルボは坂路を経由して美浦Pへ。終始馬なりだったとはいえ、回転力のあるフットワークで5F65.2-38.0-11.8秒を楽々とマークした。「3日に速いところ(美浦Pで5F64.9秒)をやっているからこれで十分。具合は良さそうだね。前走よりもさらにいい状態」と清水英師。
昨夏の札幌後は休養にあてて、走りが一変。「ササ針を打ったのが良かったみたい。今は使うごとに良くなっている」と完全に軌道に乗った。「朝日杯は、もう少し直線が長ければ3着はあった。京都の外回りはいい」。抽選さえ突破できれば、好勝負は間違いなさそうだ。
鋭い反応が絶好調ぶりを物語る。未勝利-黒松賞を連勝中のレトは、美浦Pで
アドリーム(5歳500万下)を追走。直線は軽く仕掛けられただけで内から1馬身先着した。5F63.9-36.4-11.7秒に「オーバーワークにならないように注意したが、思っていた以上にいい時計が出た」と本間師は好感触。「折り合いがカギ」と初距離のマイルを課題に挙げた。
ともに抽選組ながら宮厩舎から2頭がスタンバイ。
マイネアロマは栗東DPを単走で5F68.3-39.6-12.6秒。楽な手応えで駆け抜けた。「牝馬なのでこれで十分。前走よりも落ち着きがある」と宮師。
タガノパルムドールは坂路で併せて4F52.2-37.8-12.7秒で並入。「並んでフワフワしていた。それでも時計は悪くない」と藤岡康は楽しみにした。
提供:デイリースポーツ