キングストリートは栗東坂路を4F80秒5と軽めに乗られてから、武豊を背にDPへと移動。同じく中山記念に参戦する
ニルヴァーナを6Fで4馬身ほど追走した。目標にめがけて徐々に
スピードを上げると、4角では内に潜り込んで馬体を併せての追い比べ。ともに軽めに仕掛けた程度だが、直線は鋭い反応とオープン馬の競演は迫力十分で、最後はキングが首差先着でゴールを貫いた。
余力を残して叩き出した時計は6F78秒1-35秒8-10秒8。これには騎乗した武豊も「抜群だったね。好調をキープしている」と絶賛した。
追い切りを見届けた池江郎師も満足げな表情。「指示通りに後ろから追いかけてもらった。体調は良さそうだね」と仕上がりに自信をみせる。
提供:デイリースポーツ