14日、阪神競馬場で行われた第44回フィリーズレビュー(3歳牝、GII・芝1400m)は、渡辺薫彦騎手騎乗の9番人気サウンドバリアーが、道中は後方2番手を追走し直線外に持ち出すと、1番人気ラナンキュラスをゴール前でハナ差とらえて優勝した。勝ちタイムは1分22秒8(良)。さらにクビ差の3着には5番人気レディアルバローザが入った。上位3頭には桜花賞への優先出走権が与えられる。
また、笠松から参戦したデビュー以来6戦無敗の2番人気ラブミーチャンは、スタートから果敢に先頭を奪うも直線失速し12着に敗れている。3番人気テイラーバートンは13着。
騎乗した渡辺薫彦騎手は、06年シルクロードS(GIII、タマモホットプレイ)以来、約4年ぶりのJRA重賞制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆サウンドバリアー(牝3)
父:アグネスデジタル
母:スリーピングインシアトル
母父:Seattle Slew
厩舎:栗東・安達昭夫
馬主:増田雄一
生産者:笹地牧場
通算成績:7戦2勝(重賞1勝)
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。