12番人気の中山記念では、低評価に反発し2着に突っ込んだ
テイエムアンコール。「中山は経験がなかったけど、よく頑張ってくれた。折り合いがついたことが大きいね」。柴田見師は愛馬の成長に目を細めた。
当初は中京記念を目標にしていたが「輸送したうえに、あの馬場だったからね。少し疲れが出たので、無理せずに回避した」。そのかいあって、体調は着実に持ち直している。1週前追い切りでは、栗東CWで6F81.9-39.2-12.3秒の好時計をマークし「いい動きだった。これで直前にサッとやれば十分」と満足げ。今回はGIIで相手がそろうが「胸を借りるつもりで頑張りたい」と終始前向きだった。
1番人気に支持された大阪城Sでは、直線伸びあぐねて3着に敗れた
シェーンヴァルト。岡田師は「道悪がこたえたけど、それを思えば悪くなかった」と内容に及第点を与えた。中3週になるが、中間の調整は順調そのもの。久々のVへ向けて「だいぶ折り合いはスムーズになってきた。週末は晴れ予報だし、今度は良馬場でやれそうだから」と手応えをつかんでいた。
提供:デイリースポーツ