中山記念、東風Sと連続3着。さらなる前進を描いて、
ショウワモダンが美浦Wで併せ馬を行った。
ファイナルスコアー(5歳1600万下)を5Fで1秒追走し、直線で内に潜り込んで並入。5F65.8-37.7-13.2秒の時計を刻んだ。
出来の良さを肌で感じている。「最後は馬なりで予定通りの内容。具合はいいし、絶好調だよ」と、追い切りに騎乗した杉浦師のトーンは高い。「中1週、中2週で使いたいところへ使えているからね」。間隔の詰まったローテーションで順調に出走できることは、充実している証拠だろう。
不良馬場だった中山記念での3着が示す通り、道悪を得意にする。良馬場の前走でも3着と結果を出したとはいえ、時計勝負は避けたいところ。その点、今の荒れた中山の芝はピッタリだ。「時計のかかる馬場は合っているし、中山コースもいい」と指揮官。舞台設定としては申し分がない。
このレースは2年連続で出走して、6、8着だが、ともに勝ち馬から0.3秒差と善戦している。好走の条件はそろった。3度目の今年、大きな飛躍が期待できる。
提供:デイリースポーツ