重賞8勝馬リミットレスビッドが引退、種牡馬に

2010年04月09日 16:00

 JRAは9日、06年ガーネットS(GIII)などに優勝したリミットレスビッド(牡11、栗東・加用正厩舎)が、9日付で競走馬登録を抹消すると発表した。なお、今後は種牡馬となる予定だが行き先は未定。

 リミットレスビッドは、父サンデーサイレンス、母が93年セントウルS(GIII)を制したエリザベスローズ(その父ノーザンテースト)という血統。全兄に01年スプリングS(GII)など重賞2勝のアグネスゴールド、00年弥生賞(GII)を制したフサイチゼノンがいる。

 01年12月にデビューし、3戦目で初勝利。長らく芝を中心に使われていたが、およそ3年5か月ぶりのダート出走となった06年ガーネットSを制し重賞初制覇。続く根岸S(GIII)と連勝を飾った。

 その後はダート重賞路線の常連として活躍し重賞計8勝をマーク。08年5月のさきたま杯(交流GIII)以降勝ち星は挙げられなかったが、昨年11月のJBCスプリント(交流GI)でも3着に入るなど健闘を続けていた。11歳となった今年も現役を続行したものの、前走の東京スプリント(交流GIII、7着)が最後のレースとなった。通算成績62戦14勝(うち地方22戦6勝、重賞8勝)。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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