現地時間9日、米・オークローンパーク競馬場で行われたアップルブロッサムH(4歳上牝、米G1・ダート8.5f、5頭立て)は、M.スミス騎手騎乗の圧倒的1番人気ゼニヤッタ Zenyattaが、タプタム Taptamに4.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分50秒71(良)。さらに1.1/2馬身差の3着にはビーフェア Be Fairが入った。
同レースでは昨年の米年度代表馬レイチェルアレクサンドラ Rachel Alexandraとの初対決に注目が集まっていたが、レイチェルアレクサンドラが前哨戦で2着に敗れ回避していた。
ゼニヤッタはこの勝利でシガー Cigar、サイテーション Citationに並ぶ16連勝を達成。なお北米記録は、ペッパーズプライド Peppers Prideが持つ19連勝となっている。
なお、北米以外では日本のドージマファイターが29連勝、プエルトリコのカマレロ Camareroが56連勝という記録が残っており、近年では、香港のサイレントウィットネス Silent Witnessがデビューから17連勝を果たしている。
【勝ち馬プロフィール】
◆ゼニヤッタ(牝6)
父:Street Cry
母:Vertigineux
母父:Kris S.
厩舎:米・J.シレフス
生産地:米国
通算成績:16戦16勝(重賞14勝)
主な勝ち鞍:09年BCクラシック、08年BCレディーズクラシックなど米G1・10勝