17日、阪神競馬場で行われた第41回マイラーズC(4歳上、GII・芝1600m)は、安藤勝己騎手騎乗の3番人気リーチザクラウンが、3番手追走から直線先頭に立つと、最内をついて伸びた6番人気トライアンフマーチの追い込みをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分32秒9(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には5番人気キャプテントゥーレが入った。
勝ったリーチザクラウンは、昨年のきさらぎ賞(GIII)優勝後、日本ダービー(GI)ではロジユニヴァースの2着に好走。しかし昨秋からは不振が続いており、前走フェブラリーS(GI)は10着に敗れていた。今回の勝利が1年2か月ぶりの重賞制覇となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆リーチザクラウン(牡4)
父:スペシャルウィーク
母:クラウンピース
母父:Seattle Slew
厩舎:栗東・橋口弘次郎
馬主:臼田浩義
生産者:社台ファーム
通算成績:13戦4勝(重賞2勝)
主な成績:09年きさらぎ賞(GIII)、09年日本ダービー(GI)・2着