サンライズプリンスは栗東坂路で迫力ある動きを披露。ラスト1Fでしっかりと気合をつけると、鋭く伸びてフィニッシュを決めた。4F50.8-37.2-12.1秒。楽々と自己ベストを更新し、調子の良さをアピールした。
予定より速い時計にも音無師は前向きだ。「できれば4F52秒台でラスト12秒台が理想だったけど、ここ2週は馬場がいいから。前半でガマンをしていたし、しまいは12.1秒。追い切りは100点です」。ダービーを見据えての調整とはいえ、今回も力を出せる仕上がりにある。
舞台は東京のマイルへ。跳びが大きくて、長くいい脚を使うタイプだけに、条件は明らかに好転する。「馬もジョッキーもレースはしやすいと思うし、あまり不安はない。思い切り走れるでしょう。ダービーが目標だが、使う以上は勝って行きたい」とトレーナー。春の“2冠”獲りへ、視界は良好だ。
提供:デイリースポーツ