新馬戦、外国産馬が圧倒

2003年10月12日 12:08

 12日、東京、京都で計4鞍の2歳新馬戦が行われ、混合の3レース全てで外国産馬が勝ち名乗りを上げた。

 東京4R(芝1400m)を勝ったのは武豊騎手騎乗の外国産馬アポインテッドデイ(牡・美浦・堀井雅広厩舎)。終始先手を奪い、直線では楽な手応えで後続を6馬身突き放す圧勝で、単勝150円の圧倒的1番人気に応えた。勝ちタイムは1分24秒2。父Red Ransom、母Appointed Oneという血統

 東京3R(ダート1400m)では、伊藤直人騎手騎乗で1番人気の外国産馬ナナツボシ(牝・美浦・小林常康厩舎)が2番手から抜け出し。勝ちタイムは1分28秒3。父サザンヘイロー、母クワントという血統で、母は日本で1勝している。

 京都4R(芝1800m)は2番人気の外国産馬ダノンビクトリー(牡・栗東・田島良保厩舎)が2番手から抜け出し、ナムラジンギスカンの追撃を押さえ快勝。勝ちタイムは1分49秒5。鞍上は四位洋文騎手。父はベルモントS勝ち馬Victory Gallop、母Summer Fantasyという血統。なお、アドマイヤグルーヴの従弟で1番人気のパラディンは後方からレースを進めたが、直線で伸びを欠き5着だった。

 唯一の内国産馬となったのが、京都3R(芝1400m)を勝った2番人気ヒョウタンジマ(牡・栗東・加藤敬二厩舎)。3番手でレースを進め、直線に入ると後続を突き放し、猛然と追い込むニシノアスリートに1.1/2馬身差を付けた。勝ちタイムは1分22秒7。鞍上は安藤勝己騎手。父エリシオ、母ハヴァグッタイムという血統。1番人気のサーストンマチルダは3着だった。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。