「第124回目黒記念・GII」(芝2500m)は30日、東京12Rに12頭で争われ、中団を追走した5番人気の
コパノジングーが、持ち前の決め手を発揮して差し切り勝ち。2分34秒8のタイムで重賞初制覇を飾った。2着は積極的にハナを奪った9番人気の
イケドラゴン。3着には7番人気の
フェニコーンが入り、3連単は24万4680円と波乱の決着となった。
大舞台の余韻が残る中で行われた一戦は、
コパノジングーが鋭い末脚を発揮してタイトルを手にした。道中は中団から進め、直線で外へ。逃げた
イケドラゴンをかわしたところがゴールだった。池添は「向正面で行きたがるところはあったが、よく我慢してくれた。最後にステッキを使ったら、いい反応を見せた」と満面の笑みを浮かべた。次走は未定だが「これからもっと良くなるでしょう」と今後の活躍に期待を寄せる。長距離路線に楽しみな1頭が誕生した。
提供:デイリースポーツ