近走の成績は散々ながらも、{horse=2006103499:グランプリエンゼル}は昨年の覇者。日曜に函館Wで実質的な最終追い切りを済ませており、この日は函館芝を5F71.0-40.3-12.1秒にとどめた。「動きはいいからあとは気持ちの面だね」と四位。矢作師も見解は同様だ。「浅いブリンカーを着けて気持ちを乗せる。夏馬、得意な馬場、54キロ。変わる要素はある」と期待を寄せた。
約3か月ぶりとなる{horse=2004110116:ダノンムロー}は函館Wを単走。最後まで楽な手応えで5F69.1-40.2-12.9秒をマークした。時計自体は平凡だが、動きに重さは感じられない。「美浦でもきっちり乗り込んでおり仕上がりはいい。力のいる馬場は歓迎で、あとは展開。前崩れで上がり3Fが35秒後半くらいかかれば」と山田助手。ハイペースなら一発があっても驚けない。
提供:デイリースポーツ