北海道浦河町のイーストスタッドに繋養されていたスタチューオブリバティ(牡10)が25日、同スタッドで行われていた出国検疫を終え、シャトル供用される豪州のイライザパークスタッドへ向けて出発した。昨年に続いての豪州でのシャトル供用となる。
同馬は父Storm Cat、母Charming Lassie(その父Seattle Slew)という血統の米国産馬。自身はコヴェントリーS(英G3)を含め通算成績7戦2勝(重賞1勝)だが、99年のベルモントS(米G1)を制したレモンドロップキッド Lemon Drop Kidの半弟という血統を買われて04年から愛国、豪州で種牡馬となった。日本では08年シーズンから浦河町のイーストスタッドで種牡馬となっており、本邦初年度産駒は来年デビュー予定となっている。
これまでにミックマック Mic Mac(STCホバートヴィルS-豪G2)、ダンバロネス(MVRCシャンペンS-豪G3)などを出し、09/10年度サードクロップサイアーランキング4位になり、10年度の種付料は17600豪ドルと発表されている。