金子真人氏も「狙っていた」アイルドフランス09/セレクトセール2010

2010年07月13日 12:04

 思うような伸びを見せない馬が多いなか、存在感を示したのは、やはりディープインパクト産駒だった。現2歳のファーストクロップが既に2頭勝ち上がり。この日のセールでは全11頭のうち、10頭が落札された。半数近い5頭が4000万円以上で、高額馬ベスト10にも4頭が名を連ねた。

 最高額となった{horse=2009106055:アイルドフランス09}は6600万円。父も所有した金子真人ホールディングス(株)が獲得した。09年朝日杯FS6着のキングレオポルドの異父弟で、リザーブ価格(スタート時の価格)4500万円は1歳馬では最高額。「ディープの子らしい馬。血統もいい」と牧場関係者の評価も高く、オーナーも狙っていたという。初日に3頭のディープ産駒を購入し「取材はいいよ」と言いながらも満足げな笑みを浮かべて会場を後にした。

 ディープ産駒の良血馬として注目を集めた{horse=2009106117:キッスパシオン09}(牡)は、宇田豊氏が6000万円で落札した。異父姉は06年の3歳牝馬3冠ですべて1番人気に支持されたアドマイヤキッスだけに期待は大きい。「姉が好きだったんですよ。それにディープの子を1頭買いたいと思っていた。夢を乗せて、走ってくれそうですよね」と胸を踊らせていた。

 2日目の当歳セールでは15頭がスタンバイしているディープ産駒。セールの盛り上げ役としての期待は非常に大きい。

提供:デイリースポーツ

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