11か月半ぶりとなる{horse=2004104094:エーティーボス}は、昨年の小倉記念でタイム差なしの4着。底力は侮れない。栗東坂路の追い切りはアマノレインジャー(2歳未勝利)に半馬身遅れたが、4F51.6-38.5秒の好時計。ハードに追われた姿に好感が持てる。湯窪師は「乗り込んで仕上がりは悪くない。イライラした面があるので実戦勘は心配していないが、息持ちがどうか」とスタミナに不安を残す。
小倉記念10着の{horse=2002107303:シルクネクサス}は、2年1か月の長期休養明けを叩き3走目。栗東坂路で4F57.2-41.4-12.7秒としまい重点に伸ばした。「使いつつ状態は上向いているが、まだいい頃に比べて物足りない面がある。力はあるが、ブランクが長かっただけにね。斤量も60キロを背負うだけに」と内山助手の表情は厳しかった。
提供:デイリースポーツ