自己主張をするのは成長の証しだ。{horse=2004100516:テイエムアタック}は馬場入りをごねる場面もあったが、栗東DPに入ると、徐々にピッチを上げながら、スムーズに駆け抜けた。余力を十分に残してのフィニッシュ。6F80.1-36.6-12.3秒。柴田光師は「時計はこんなもの。最近は(レースでも)ズブくなっている。まあ、年を取って、あまりカッカするよりはいい。状態は変わりないよ」と好調キープを口にした。
関屋記念ではメンバー最速のラスト32.0秒をマーク。前残りの中で、その豪脚は際立っていた。「自分自身はいい脚を使うけどね。どうしても展開に左右される」ともどかしい様子。「広いコースの方がいいみたいだけど、(ハンデの)54キロはありがたい。右回りも悪くないし、ここで賞金を稼いでくれたら」とチャンスを狙っていた。
提供:デイリースポーツ