ヴィクトワールピサ、前哨戦は4着に敗退/仏G2・ニエユ賞

2010年09月12日 23:15

 現地時間12日、仏・ロンシャン競馬場で行われたニエユ賞(3歳、仏G2・芝2400m、7頭立て)に、日本からヴィクトワールピサ(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)が武豊騎手騎乗で出走。道中は5番手を追走し一時は最後方まで順位を下げたが、直線に入り外から進出すると、一旦2番手争いに加わるまで追い上げた。しかしそこから伸びず、最後は先頭から約8馬身差離された4着に敗れている。

 勝ったのはC.ルメール騎手騎乗のベカバッド Behkabadで、勝ちタイムは2分30秒80(重)。アタマ差の2着にプラントゥール Planteur、さらに4馬身差の3着にキッドナッピング Kidnappingが入った。

◆角居勝彦調教師のコメント
「レースについては折り合いがついていました。一団となって直線に向き、手応えは良かったのですが最後は脚が止まってしまいました。多少太め残りの影響があったのかもしれません。今後も調教を続けていく中で、馬の気持ちが乗ってきてくれればと思います。レース後も馬の調子は順調です。」

◆武豊騎手のコメント
「競馬は久しぶりでしたが、馬は落ち着いていました。スタートはまずまずで折り合いもつきました。位置取りからゴーサインはゆっくり出しました。反応はよかったのですが、残り200mで止まってしまいました。3か月ぶりのレースでしたが、内容としては悪くないと思います。スタッフが本番に向けて馬のコンディションを整えてくれると思うので、私も色々考えていきたいです。結果的にこのレースが次につながればと思います。」

【勝ち馬プロフィール】
◆ベカバッド(牡3)
父:Cape Cross
母:Behkara
母父:Kris
厩舎:仏・J.ルジェ
主な勝ち鞍:10年パリ大賞(仏G1)など

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。