アロマカフェ偉大な父に続き菊制覇へ/セントライト記念

2010年09月14日 12:01

 春の悔しさを晴らすときが来た。実りの秋へ向け、アロマカフェが順調に乗り込まれている。1週前には美浦Wで、メイショウデジレ(4歳500万下)を追走し、あっさりと3馬身先着。5F66.1-12.9秒と時計も上々だった。「先生の指示は“追いかけて、しまいやっておけ”というもの。反応がすごく良かった。1週前としたら合格点ですよ」。調教パートナーの吉永助手は、手綱から伝わる好感触をストレートに伝えた。

 もともと能力を高く評価されていた期待馬だったが、体質の弱さが災いし、春はあと一歩のところでクラシックに出走できなかった。それが前走のラジオNIKKEI賞では、小回りの福島コースをものともせず、外からねじ伏せるように重賞初制覇。経験を積みながら体質も確実に強化。ようやく能力の片りんをのぞかせてきた。

「ここへきて全体的にしっかりしてきました。掛かる馬じゃないから、距離が長くなっても大丈夫」。父は3歳夏から急成長を遂げ、菊花賞馬となったマンハッタンカフェ。偉大な父に続くためにも、結果が求められる1戦となる。

提供:デイリースポーツ

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