7日、中山・中京・阪神競馬場で新馬戦計5鞍が行われた。
注目の阪神5R(芝2000m)は、武豊騎手騎乗の1番人気(単勝170円)ブラックタイド(牡2、栗東・池江泰郎厩舎)が、直線鋭く伸び、抜け出した3番人気スウィフトカレントを捕らえると、3.1/2馬身の差をつけ圧勝。勝ちタイム2分02秒5。父サンデーサイレンス、母ウインドインハーヘアという血統で、母はアラルポカル(独G1)勝ち馬。半姉には今夏、デビューから5連勝し注目を集めたレディブロンドがいる。なお、97年エリザベス女王杯を制したエリモシックを母に持つ2番人気サイレンスゴールドは4着だった。
中山4R(ダート1200m)は、田中勝春騎手騎乗の2番人気プライベートエリア(牡2、美浦・宗像義忠厩舎)が好スタートから逃げ、2着ショウナンアズールに4馬身差をつけ快勝。勝ちタイム1分13秒7。父ウォーニング、母カフェテラスという血統。1番人気のヒカルマチェンドラは6着。
中山6R(芝1200m)は、勝浦正樹騎手騎乗の6番人気クインクインクイン(牝2、美浦・鈴木勝美厩舎)が、1番人気シュウザンコンドルに2.1/2馬身差をつけ逃げ切り。勝ちタイム1分10秒5。父フジキセキ、母ブラークリットという血統。
中京2R(芝1200m)は、須貝尚介騎手騎乗のタニノアレグロ(牡2、栗東・須貝彦三厩舎)がスタートから逃げ、マヤノライジンの追い込みをハナ差抑えて優勝。勝ちタイム1分10秒8。父スキャン、母タニノメールという血統。1番人気のミスズワールドは5着だった。
阪神6R(ダート1200m)は、武豊騎手騎乗の2番人気アルドラゴン(牡2、栗東・昆貢厩舎)が、道中2〜3番手から直線でミリオンベルを交わし、ゴール前は1.1/4馬身差をつけて優勝。勝ちタイム1分13秒1。父ブライアンズタイム、母ドラゴンティーナという血統。1番人気のビッグオスカーは3着。