エリザベス女王杯へメイショウベルーガ池添「今年は違う」/京都大賞典

2010年10月11日 12:06

「第45回京都大賞典・GII」(芝2400m)は10日、京都11Rに10頭(7番フィールドベアーは出走取消)で争われ、前半1000mが57秒7というハイペースのなか、中団の内でじっくりと脚をためた2番人気メイショウベルーガが、直線で持ち味の末脚を発揮。1番人気のオウケンブルースリ(2着)を半馬身差で退けた。勝ちタイムは2分25秒0で、重賞は2勝目。3着は3馬身差でプロヴィナージュが入った。

 池添は「縦長だったし、結果的にロスなく内を回れたと思う。下りを使える分、京都は乗りやすいですね。最後もしっかり伸びてくれました」と満面の笑み。牝馬としては、自身が手綱を取った06年スイープトウショウ以来となる4年ぶり8度目のV。「自信を持って次に行けます。それぐらい強い勝ち方でした」と目標のエリザベス女王杯へ向けて力を込める。

 6度目の父子タッグでの重賞制覇に、池添師も「(ほかの主力級は)休み明けだったからね。でも、よく持ってくれた。頭数が少なかったのでうまくさばけたと思う」と満足げな表情を見せる。

 視線はG1へ向けられている。昨年は上がり3F33秒台の脚を見せたが5着。雪辱への思いは強い。「今年は昨年と違って結果を出している。楽しみですね。順調にいってほしい」と主戦は腕まくり。新たな勲章を手にした5歳馬が、最強牝馬の座をもぎ取りにいく。

提供:デイリースポーツ

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