18日、中山競馬場で京成杯(G3・芝2000m)が行われ、横山典弘騎手騎乗の2番人気フォーカルポイント(牡3、美浦・河野通文厩舎)が、ハイペースで逃げ粘るマイネルマクロスを捕えると、ゴール前は1.1/4馬身突き放して快勝。勝ちタイム1分59秒2は、2000mになった99年以降最速タイムで、2分を切ったのは初めて。1番人気のキングカメハメハは中団から伸びきれず3着だった。
勝ったフォーカルポイントは父エンドスウィープ、母フォーカルプレーン(その父スプレンディドモーメント)という血統。新馬勝ち後、東京スポーツ杯2歳S(G3)2着、朝日杯フューチュリティS(G1)4着と重賞で善戦を続け、今回が嬉しい重賞初勝利となった。通算成績は4戦2勝。