まだ衰えてはいない。放牧明けの富士Sでは14番人気で2着に突っ込んだ{horse=2004110096:ライブコンサート}が、再び一発を狙っている。白井師は「内枠も良かったな」と振り返る。これまで連対した13回のうち、ひとけたの馬番を引いたときは7勝、2着2回。さらに4番以内では4勝、2着2回。「外を回して勝てるような馬じゃないからね。先行して内々で辛抱して最後にはじけ出す。先週(エリザベス女王杯)のスノーフェアリーみたいな競馬だな」とニヤリ。「使ったあとも順調だし、内枠を引いたら分からないゾ。なめたらいかんぜよ!だな」と指揮官は楽しそうに笑った。
充実一途だ。{horse=2006106407:テイエムオーロラ}は今年3月から復帰して6戦5勝、3着1回。4歳になって本格化した。「以前はパドックで1回競馬が終わっていた。でも、休養してからイライラしなくなった」と五十嵐師。この日はいつも通りに坂路を2本。「絶好調。マイルも京都も負けていないんだよな。乗りやすくて注文がつかない」とその安定感に期待を寄せた。
提供:デイリースポーツ