春のスプリント王{horse=2003110212:キンシャサノキセキ}が、美浦Pで追い切られた。ムーアを背にアルジェンテウス(3歳500万下)を3馬身半追走。格下のパートナーを馬なりのまま2馬身突き放し、5F65.1-37.0-12.3秒をマークした。「思っていた通り、いい動きだったよ」。スノーフェアリーとのコンビでエリザベス女王杯を制したムーアが、率直な感想を口にした。
ぶっつけ本番になったスプリンターズSは2着。「使われて(気候的にも)涼しくなったことで、さらに上積みが見込める。絶好調と思うくらい」と橋本助手は状態の良さに太鼓判を押す。ムーアの2週連続GI制覇なるか。その手綱さばきに注目が集まる。
輝きを取り戻しつつある。この秋、早くも4戦目を迎える{horse=2004103318:ショウワモダン}は、いつものように杉浦師が騎乗。美浦Wでファイナルスコアー(5歳オープン)を3馬身追走し、5F70.4-40.3-13.3秒で併入。「春の状態には及ばないが、間違いなく良くなっている」と指揮官は上昇気配を感じ取る。春秋マイル王の称号を、虎視眈々と狙う。
提供:デイリースポーツ